【連載 vol.11-2 】続「ネオナチュラル」の美活甘酒と善玉菌酵素洗濯洗剤
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前半ではネオナチュラルの化粧品原料へのこだわりについてご紹介しましたが、高柳社長はこうもおっしゃいます。「スキンケア化粧品でできることは30%。残り70%は食と生活習慣である」と。
前半(vol.11-1)の記事はこちら
吉川
後半もよろしくお願いします。それにしても化粧品会社の社長さんがスキンケア化粧品でできることは30%っておっしゃるのですね。
高柳
もちろん全力で化粧品を作っていますよ。前半で肌の常在菌のお話をしましたけれど、農園を作って有機の成分にこだわるのも、肌の常在菌の力を最大化するためですから。菌が死んでしまう可能性のある化学成分は使わない。むしろ全力で作っているから30%と言い切れるんです。
吉川
なるほど。確かに使っているコスメはいいものに越したことはない。ですが、肌の良し悪しを左右するのは、コスメだけでない。肌は「心の鏡」「内臓の鏡」「環境の鏡」です。睡眠不足やストレス、食生活の乱れで肌が荒れたりくすんだり。みなさん実体験としてあるはず。
高柳
おかげさまで「ヒーリングローション」を筆頭にロングセラー、ベストセラーのスキンケア製品が生まれました。でも、売れる化粧品を作ることは目的にしていません。もっと広い視点から、人にも環境にも優しい自然素材で健康や美容に悩む人をサポートしていきたいと思っています。だからお米作りにも精を出しています。
吉川
甘酒の原料になる有機栽培米のことですね。高柳社長、甘酒づくり、本気でなさってますよね!
腸内フローラに着目した、「美活甘酒 はだ恵り」。
インナービューティで常在菌を味方に。
高柳
私たちの腸内にはおよそ1000種類、100兆個もの細菌が住んでいて、美や健康に深く関わっています。スキンケアできれいになるためには、やっぱり腸内環境の整備は無視できないなと。それで、オリゴ糖を生み出す2種類の米糀由来の酵素を加えて甘酒を作っています。
高柳
地元の農家さんの指導のもとで、有機農法に加え古くから行われてきた天日干し(はさがけ)で作っています。旨味がぐっと引き出されるので。お米の名前は「小次郎米」。農場の看板猫の名前から付けました。
吉川
小次郎くんもHPのスタッフ紹介に登場していますよね。お仕事は農場の管理人だったかな。ところで、農場で栽培しているカモミールやハトムギをブレンドしているのも「美活甘酒 はだ恵り」の特徴ですが、甘酒とハーブはとても相性がいいですよね。甘酒の風味が苦手な人にも飲みやすいですし、1杯(3倍希釈)でオリゴ糖が2100mgも摂れるのはすごい。
↑3種類の米糀と2種類の酵素を使ってお米を発酵させた、美活甘酒 はだ恵り。左から、離乳期から子供に向けた「育」450g 1,209円(税込)、生姜やかぼちゃなど伝統的な温め素材をブレンドした「温」450g 1,296円(税込)、カモミールとラベンダーをブレンドした「楽」450g 1,209円(税込)。腸の常在菌の働きをサポートするオリゴ糖や、アミノ酸、ビタミンをバランスよく摂ることができます。
1日1/2片でも十分。 この黒光り。見るからに体に良さそう。
吉川
そしてもうひとつ。これをご紹介せずには帰れません!なのが「美活発酵 黒にんにくはちみつ漬け」です。お客様に疲れた顔を見せられないサロンワークの方々に本当におすすめしたい逸品です。これがまた味も良くて。プルーンみたいですごく美味しいです。
↑美活発酵 黒にんにくはちみつ漬け 140g(約10粒入り)1,663円(税込)
吉川
そしてここが御社独自「黒にんにく発酵」の現場ですね。
高柳
温度を50℃〜60℃に保ち、にんにくをラベンダーとカモミールと一緒に半年くらい熟成させます。アミノ酸やポリフェノールはだいたい3倍に増えますね。そして香りが移るわけでもないのですが、美味しくなって女性に人気の商品です。
吉川
みなさん、ニオイが気になると思うんですけれど、匂いません!朝、ぱくっと一粒いっちゃっても平気です。はちみつの方にはにんにくの旨みが溶け出していて、料理にも使えます。醤油を混ぜて、豚肉や鶏肉を焼いても美味しいですよ。
洗剤選びに無防備になっていませんか。洗った下着が痒みの原因になることも。
吉川
なんだか私たちTVショッピングの人みたいになっていますけど、最後に「neobaby 善玉菌酵素洗たく洗剤」をご紹介して終わりにしたいと思います。「化繊負けするので」と下着などは天然繊維を選びながら、ケミカルな界面活性剤や蛍光剤を配合した一般的な洗剤を使っている人ってわりと多いんです。もちろんそれがいけないわけではありません。ただ、肌がデリケートな人は洗剤が原因で、肌あれや痒みが出ることがあります。実は、私もその一人です。乾いた洗濯物をたたんでいるだけでも手が荒れて痒くなって、腫れてしまっていました。しっかりすすいだつもりでいても、洗剤の成分を残さずに洗うのは無理なことを実感しました。
高柳
正直、泥汚れや化学的な液体ジミにはおすすめできない洗濯洗剤ですが、それ以外のものは、とてもきれいに洗いあげます。洗濯ついでに洗濯槽のカビも分解できる洗剤です。乳酸菌・納豆菌・酵母菌をミックスして独自の手法で仕上げた「善玉菌酵素」と「パパイン酵素」がしっかり汚れを落とします。タオル、下着、シーツ、枕カバーなど肌に直接触れるもので、お試しいただければと思います。「痒くなくなった」という声をたくさんいただいている商品です。「ネオベビー」というネーミングですけれど、赤ちゃん用というわけではありません。
吉川
しかも漂白剤も使っていないのに、洗濯をするたびに、古くなるほどに洗濯物が白くなってきます。生分解性が高く、環境にもサスティナブルな洗剤です。
↑泡が少ないのですすぎは1回で十分。柔軟剤を使わなくても、洗い上がりはふんわり。 neobaby 善玉菌酵素洗たく洗剤 1.2kg 1,320円(税込)
↑neobaby善玉菌酵素洗たく洗剤 使用前(左)と2カ月使用後の洗濯槽(右)
聖なる菌でアクティビティ。 ネオナチュラルの次なる展開。
吉川
洗濯槽の写真はかなりリアルですが、「人に優しいものは地球にも優しいを地でいく商品」だなとつくづく思います。私も愛用しています。
高柳
そうですね。美しい地球を残していくためにも、素材を研究し、生産に携わり、これからも自然と共生できる事業を展開していきたいとは思います。美しい肌も自然の力を生かしていくことで、成り立つものと考えています。普段弊社のスキンケアを使ってくださっている方たちに、こういう想いも伝わるといいなと思っています。農場ではさまざまな体験会も開催しているので、ぜひ自然の力を生かした里山の暮らしも体験しに来てほしいですね。田植え、稲刈り、ハーブの収穫、ヘチマ水の採取体験、自然観察会など。いよいよ「HOLY FUNGUS」がオープンします。
吉川
フォーリーファンガス? 聖なる菌??
高柳
はい。スキンケア有機農場に住む「善玉菌」を利用したリトリート事業です。キャンプ、ピクニックテラス、露天風呂、渓流サウナ、収穫体験、善玉菌いっぱいの朝ごはんの提供など。田んぼや渓流の横にはテラスを設けて。現在、社員が一丸となって取り組んでいます。
吉川
次なるステージに突入ですね。ワクワクします。私もぜひまた伺いたいです。今日は本当にありがとうございました。
2022.11.22 (撮影・文/野村始子 写真提供/株式会社 ネオナチュラル)
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